不用品の廃棄処分に当たって

不用品の廃棄処分が進まない原因

どこにあるか認識していない

不用品の増加の原因は、不用品がどこに眠っているか認識していないということです。小さい家の場合はそれほどではございませんが、大きな家だと、どこにしまったかはなかなか認識できません。年に1回や数年に1回の大掃除で、ようやく発見されるというパターンが多いはず。
まず、家のどこにどのような不用品があるか、認識することから始めましょう。宝探しみたいで楽しめますよ。その中には意外な掘り出し物があるかもしれません。

「まだ使う」そんな心が不用品を増やす

もう一つの原因としては、日本人特有の「もったいない」精神が大きく関わってきます。物に対する愛着や執着がほかの民族より、人一倍強い日本人はつねに精神に対して「もったいない」精神を発揮いたします。
これは素晴らしい考え方です。しかし、間違った方向に行ってしまうと、物があふれ、捨てることができない人間になってしまうという諸刃の刃的な考え方でもあります。不用品があふれるということは、部屋が狭くなり、生活の質も下がります。「もったいない」という考え方を少し変えることが大切です。

不用品に対する思いを変える

今の状況を冷静に考える

家を大掃除し、不用品を一か所に集めたら、振り分けを開始します。壊れていないか、壊れているかで最初は仕分けします。壊れている物は無条件に廃棄、そして壊れていないものはをさらに仕分けいたします。その際、今他の物を使っているかどうかを考え、冷静に感情を持たず仕分けいたします。壊れていないものを仕分けするのは感情的に大変だと存じますが、ここは冷静に考えましょう。

もったいないの意味を変える

仕分けた後、捨てる候補になったものへ捨てるという決心を付けることが大事ですが、人間はなかなかそうはいきません。そこで考え方を変えるのです。
日本人の良い面である「もったいない」という考え方を捨てるのがもったいないではなく、「使えるのにもったいない」に変えましょう。「自分は今他の品物があるからこれを使えない。しかし 使えるのにもったいない。きっとこの商品の活躍する場所が他にあるはず」という考え方にしましょう。「もったいない」の考え方を変えることで廃棄処分が少し楽になります。

生活の質の向上の為の不用品廃棄処分

生活の質を向上させるには、家の中やオフィスの中を整頓してきれいにすることが大事です。不用品であふれかえっている部屋は息苦しいうえに、非常に非効率です。特にオフィスの場合、複数の人が使う公共の場ですので、他の社員もわかるようにしておかなければなりません。不用品の廃棄処分は企業の効率化や、生活の質を向上させてくれます。