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玉川上水と小平市～PCテックパソコン無料回収

小平市周辺には川がないため、飲料水として上水が必要

江戸時代の治水工事を語るうえで、野火止用水や見沼大用水の他に玉川上水は絶対外せません。小平市には川がなく、水を取水する手段はございません。そのため、水路をつくることが急務となっておりました。玉川上水は羽村市にある羽村の取水堰から水を取り、武蔵野台地を東に流し、小平市中へと水を流しております。いまも玉川上水は東京都水道局に管理され、驚くべきことに400年経った今も機能しております

玉川上水の苦労話

玉川上水の開削をしたのは玉川兄弟でした。公儀から6000両という予算をもらい開削を始めましたが、羽村の取水堰から四谷大木戸まで標高差が100ｍしかなく、当初から難工事が予想されておりました。しかもこの一帯は浸水性が高い関東ローム層でできているため、水喰土といわれておりました。案の定玉川兄弟は2度にわたる失敗で予算を使い果たし、窮地に立たされました。それを見かねた松平信綱は河越藩士で算術の天才といわれた安松金右衛門に設計のやり直しを依頼し、なんとか玉川上水の開通にこぎつけます。安松はその後、野火止用水にも着手し、わずか40日という短期間で野火止用水を完成させます。

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